ひびきウインドエナジー

基地港湾

基地港湾とは、洋上風力発電設備の設置や維持管理に特化した港湾のことで、正式名称は「海洋再生可能エネルギー発電設備等拠点港湾」です。

洋上風車の建設には、大型の重量物を扱うことが可能な地耐力や広さを備えた港が必要不可欠です。風車部材の受入・仮組立を行い、この岸壁からSEP船に部材を積み込み、風車据え付け位置に向かう、まさに基地となる港です。
北九州港は西日本で唯一の基地港湾であり、私たちの事業エリアのすぐ近くに位置しています。
着床式の基地港湾としての活用に加え、浮体式洋上風力での活用も検討・期待されています。

※2024年9月、港湾法に基づく「北九州港海洋再生可能エネルギー発電設備等取扱埠頭(基地港湾)賃貸借契約」を国土交通省九州地方整備局並びに北九州市と締結しました。

北九州響灘洋上ウインドファームの風力発電設備設置及び
維持管理に係わる北九州港 基地港湾の賃貸借契約を締結

2024年9月3日

本日、北九州市役所において、国土交通省九州地方整備局と北九州市、そして当社は、港湾法に基づく「北九州港海洋再生可能エネルギー発電設備等取扱埠頭(基地港湾)賃貸借契約」を締結しました。
当社は、現在、北九州市若松区沖の響灘において、北九州響灘洋上ウインドファームの建設を進めています。今後、本格化する風力発電設備の設置及び維持管理には、北九州港のような重厚長大な資機材を扱うことが可能な地耐力や広さを備えた埠頭が必要不可欠です。そこで、今回、北九州港基地港湾の賃貸借契約を締結したものです。
基地港湾の賃貸借契約の締結は、全国では2例目、九州では初となります。
当社は、今後、基地港湾において、風車部材の受入、仮組立等を行い、2025年4月以降、海洋において風車据付、試運転を行い、2025年度中の運転開始を目指します。
引き続き、安全を最優先に、周辺環境にも十分配慮しながら事業の推進に努めてまいります。

調印式
水町社長挨拶
(左から)坂井副局長、武内市長、水町社長

北九州響灘洋上ウインドファームの風力発電設備設置及び維持管理に係わる北九州港 基地港湾の賃貸借契約を締結しました